今まではあまり意識したことがなかったのに、30代、40代あたりから肌の老化の影響が表面化しやすくなったと感じることはありませんか?
30 代をすぎてからの男のかっこよさは、顔の造形以上に肌の若々しさも大きなポイントになってきます。
今回はそんな肌のスキンケアに効果的なハーブや生薬を紹介したいと思います。
スキンケア製品を選ぶ時にはハーブ成分に注目してみよう
ハーブは美容と健康に良いとされ、長い歴史の中で世界中に愛され続けてきました。従来の研究で今まで分からなかった新しい効果も発見されています。
様々なスキンケア製品にもハーブが用いられていますが、ハーブにもいろんな種類があります。スキンケアに用いられているハーブを知るために、今回はまず代表的な成分とその効能を見てみましょう。
- カモミラエキス
保湿、抗炎症、収斂作用があります。 - キューカンバーエキス
キューカンバーとはきゅうりの事で、ビタミンCやフラボノイドを多く含んでいます。収斂作用の他にも、透明感アップにも高い効果を発揮してくれます。 - オトギリソウエキス
収斂作用や肌荒れに効果を発揮してくれます。 - ローマカミツレエキス
肌の代謝を促しながら、高い抗酸化、抗菌作用を発揮してくれます。 - ローズマリーエキス
豊富なフラボノイド、シネロール成分を含んでいて、高い抗酸化作用があります。
食事に足すことでアンチエイジングが期待できる生薬
東洋では漢方薬や薬膳料理として、西洋では料理のスパイスやハーブとしてフルに活用されている生薬ですが、これらの日々の食生活の中に上手に活用していく事によって少しずつですが体質改善も期待できます。
生薬は体に良いとはいえ大変刺激の強い成分なので、毎日継続的に少量ずつ摂取していく事をおすすめします。それでは、代表的な生薬とその効果を見ていましょう。
シナモン
シナモンには、高い抗酸化作用と殺菌作用があります。
また、皮膚の生成に欠かせないビタミンB類やむくみ解消作用のあるカリウム、ストレス解消やイライラ予防、骨の生成に欠かせないカルシウム、血液サラサラ効果のあるマグネシウムと鉄分などの成分が含まれています。
ホットコーヒーや紅茶、ホットミルクを飲む時に、シナモンスティックでかき混ぜるとシナモンの成分をしっかりと補給する事が出来るので、いつもシナモンスティックを飲み物と一緒に保管しておく事をおすすめします。
クローブ
クローブは、カレーの香辛料としてよく使用されています。高い抗菌作用や抗酸化作用があるので、シミやニキビ予防に効果的です。他にも呼吸をスムーズにしたり、コレステロール値や血糖値を下げる作用も期待できます。
カレーやシチュー、ロールキャベツといった煮込み料理を食べる時には、クローブを肉類の中に埋め込んで煮込むと良いでしょう。香辛料は体の神経機能を活性化させるのに大変有効的な成分なので、常備揃えておきましょう。
ウコン
コンビニやドラッグストアでよく見かけるウコンですが、ウコンは二日酔いに高い効果を示してくれるから、飲んだ事がある人も多いのではないでしょうか?
ウコンは肝機能の向上作用やコレステロール、老廃物の排出を促進させる効果があるので、むくみ予防やデトックスにおすすめの成分です。加齢に伴い新陳代謝機能も少しずつ衰えてきているので、ウコンで肝機能の働きを手助けしていきましょう。
まとめ
今回はスキンケアに用いられるハーブや食事に活用できる生薬を紹介しました。
人はどうしても少しずつ年を取ってしまうので、毎日コツコツとアンチエイジングに努めていくことが重要です。知識を増やし、気長に取り組んでいって下さいね。