少しの意識で格段に変わるお風呂の 4 つの習慣


少しの意識で格段に変わるお風呂の 4 つの習慣

お風呂に毎日浸かる習慣はありますか?長い一日の後はゆっくりお風呂よりも睡眠を優先することって多いですよね。特に男性はシャワーだけでサッと済ませてしまう人も多いのではないでしょうか。また、せっかく湯船に浸かっても1、2分ですぐ出てしまっていませんか?

ゆっくりお風呂に入ることはただ疲れをとったり、身体の汚れを落とすだけではありません。お風呂は肌荒れを改善してキレイな肌を目指すにはとても大切です。しかし間違った入浴方法を行なっていると逆に乾燥肌を促しお肌が荒れる原因にもなりえます。

今回はお風呂が肌にもたらすメリットと美肌のためのお風呂の入り方を詳しく紹介したいと思います。

お風呂の温度に気を付ける

寒い冬や手早く身体を温めたいといって42度以上の熱いお湯に浸かっていませんか?実は身体に良いお風呂の温度は、38度から40度くらいのややぬるめがベストだといわれています。これは身体を芯まで温める目的だけでなく、美肌にも最適な温度です。

熱すぎるお湯は肌表面だけをサッと温めるため、入浴後には肌表面の水分蒸発が加速してしまい乾燥に繋がります。

また、セラミドなどのお肌の保湿成分は40度以上の長湯で溶け出してしまい、肌を余計に乾燥させてしまいます。そのため、あまり熱すぎるお湯はお肌のためには良くありません。

湯船にゆっくり浸かる

湯船に浸かる時は、すぐに上がらず15分を目安にゆっくりと浸ってください。熱い湯船でサッと入浴を済ませてしまうと、肌の表面しか温まらず身体の深部まで温めることができません。

ゆっくりとじんわり身体を外から内側にかけて芯まで温めることで、末端から深い血管まで血流が促進されます。そうすることで余分な老廃物が排出されやすくなり、栄養が隅々まで届きやすくなります。

お肌もこの恩恵を受け、毛穴が開き汗と共に汚れや皮脂が排出されます。そして栄養がしっかりと皮膚細胞に行き渡り、細胞の働きを活性化させてくれます。また、タイミングでしっかりと洗顔をすると毛穴の奥の汚れまでキレイに取り除く事が出来るのでニキビなどの肌荒れを予防する事が出来ます。

お風呂では肌が柔らかく、汚れが落ちやすい状態になっているのであまり入念に洗顔する必要はありません。ゴシゴシ洗い過ぎるとお肌を痛めたり、皮脂を取りすぎたりするので優しく丁寧に洗うのがポイントです。

長すぎる入浴もお肌には良くない

お風呂に浸かるのが大切だからといっても長く浸かれば良いというわけではありません。あまり長く浸かっていると肌がだんだんふやけてシワシワになってきます。

これは、肌表面の角層が多量の水分を吸収して膨らんだ状態です。一時的に肌のバリア機能が低下して物質が浸透しやすくなっています。

そのままお湯に浸かっていると、皮脂や水分を保つ働きをしているセラミドなどの細胞間皮脂が必要以上に流されてしまい、入浴前よりも乾燥した肌になってしまいます。長くても15分を目安に、長風呂は避けるようにしましょう。

お風呂から出たら素早く乾かし保湿!

お風呂上りは水分が肌に残っているため、お肌がしっとりしています。しかしそれは一時的なもので10分もすると肌の水分量は入浴前と同じレベルまで戻ってしまいます。

そのため、お風呂上りにすぐお肌を保湿せずに放置しておくとどんどん乾燥が進んでしまいます。お風呂から出たらすぐに身体を乾かしてお肌の保湿してください。こうすることで汚れが取り除かれ、清潔で潤った状態の肌をキープすることができます。

セラミドなどお風呂で流出しやすい保湿成分を含む化粧品がおすすめです。

まとめ

お風呂は正しく入ることで身体とお肌に非常に良い効果を与えてくれます。ついついシャワーで済ませがち、入浴方法が間違っていた、など気づいた点があれば是非上記を参考に正しい入浴でキレイなお肌を目指してくださいね。