目元のシワを伸ばしてカラスの足跡を撃退!


目元のシワを伸ばしてカラスの足跡を撃退!

30代に突入した辺りから、目元のシワが気になり始めたという方へ。よく「人の目を見て話しなさい」といわれているように、目元は顔の中で一番見られるパーツです。

そんな時目元にシワがあると、実年齢よりも老けた印象になってしまうのでしっかり目元をケアして年齢が現れにくくしておきたいですよね。でも、男性はあまり顔のパーツ毎のケアってどうやったらいいか分からない方も多いのではないでしょうか?

これからそんな悩める男性群へ、目元のシワの改善策について紹介していきたいと思います。

目元のシワ「カラスの足跡」

目の周りでも一番シワが出来やすいのが、目尻です。笑った時、目尻にシワが出来る時がありますよね?これは「笑いジワ」といって目の大きさ、形、皮膚の薄さやハリによって皮膚が重なり、自然にできるものです。

若い人でもできるシワですが、30代に入ってくるとよりくっきりと目立ち始めるシワです。若い頃は、笑っていない時は元に戻りほとんど目立つことはないですが30代に入ってくると、目周りの老化からくる乾燥やコラーゲン減少などにより、目尻の皮膚の重なりが癖づいてしまい笑っていなくてもシワが刻まれてしまうのです。

この癖づいてしまった目尻のシワを「カラスの足跡」と呼びます。そしてこのカラスの足跡の厄介な所は、一度深く刻まれてしまうと乾燥状態に関係なく定着し、元に戻すことは非常に困難であることです。

まだうっすらとしか目立たない、シワはないけど目周りが突っ張る感じがすると思う方は、カラスの足跡予備軍です。

カラスの足跡に進行してしまう前にしっかり対策していきましょう!そしてまだ目元に気になる症状がない男性でも、これからケアを始めて将来の目尻のシワを予防することができます。目元ケアは、早ければ早い程将来の目元に違いが現れます!

目元のシワは間違った洗顔で起こりやすい?

目元のシワの大敵は乾燥です。元々皮膚が薄い目周りは、乾燥や刺激に非常に敏感です。

目元をベストコンディションに保つためには、肌表面の皮脂膜と肌内部の細胞間脂質、NMFと呼ばれる天然保湿因子、そして肌を支える土台のコラーゲンがバランスよく存在している事が必須条件です。

目元は特に脂質や保湿成分の分泌もごく微量なので、どうしても乾燥しがちです。また、コラーゲンも年齢による減少で目尻にシワが定着しやすくなってしまうのです。

そして追い討ちをかけるように男性が良くやってしまうシワを作る原因に洗顔方法が挙げられます。

洗顔は潤いを守るための皮脂を流してしまいます。特に男性の洗顔料はサッパリ感を与えるために、強い洗浄力を持っているものが大多数です。それをさらに熱いお湯でゴシゴシと洗顔してしまうと、目元は極度のカサカサ状態に陥ります。

出来る限り潤いを守るために洗顔料はしっとりタイプを選択し、ぬるめのお湯で優しく洗い流して下さい。洗顔後はお手持ちのオールインワンジェル、クリームなどで保湿してあげましょう。二度塗りをしてあげるとしっかり保湿効果が保てるのでおすすめです。

深いシワはインナーケア、浅いシワはスキンケア

目元のシワが深いと感じた場合は、真皮層といって肌の奥深くにダメージが起きている可能性が高いです。もしもシワが浅いと感じたら、それは皮膚表面の乾燥による要因が大きいです。

皮膚の奥と表面のダメージではそれぞれに適したケア方法がありますので、解説していきます。

インナーケア

肌のハリを決める土台は、たんぱく質であるコラーゲンから生成されています。コラーゲンがしっかり肌を支えていると、笑いジワが出来てもコラーゲンがシワのくぼみを跳ね返して元の状態に戻します。

コラーゲンは、化粧品で与えることもできますが、効率良く与えるためには食事から摂取する事が好ましいです。また、コラーゲン生成に必要なビタミンCを同時に摂取していきましょう。

コラーゲンは皮膚だけでなく、骨や臓器、髪の毛、骨と骨をつなぐ軟骨など、全身様々な部分で使われています。だから毎日積極的に摂取していかないと、体の内部より必要性の低い皮膚に回ってくる分が減ってしまいます。

スキンケア

スキンケアの場合、皮膚の表面を乾燥から守れるようにクリームやジェルなどで目元を覆ってあげましょう。守るだけでなく、肌に潤いを与えてくれるヒアルロン酸、セラミドを配合している化粧品で潤い成分を補ってあげるとより効果的です。

一つ上のケアとして、目元用アイクリームを活用することもおすすめです。お手軽価格ではありませんが、アイクリームは敏感な目元、シワ対策など目元トラブルを考慮して作られているので高い効果が期待できます。

目尻だけじゃない!まぶたもシワの原因の一つ

加齢に伴い上まぶたの脂肪が少しずつ垂れ下がってきます。それによってリンパの流れも滞り、さらにたるみが生じやすくなります。

上まぶたのたるんでくると、目尻の皮膚の重なりが強調されシワになりやすい状態を招きます。それを防ぐためには頭と目元マッサージを行いましょう。

頭と顔の皮膚は繋がっているので、顔のたるみジワを上げるためにはまずは頭皮を引っ張ってあげることも大切です。指の腹で優しく頭皮を回したり、たるみを上へ押し上げるイメージでトントンと押してあげましょう。

目元のマッサージには、カッサというアイテムを使った台湾で流行ったリンパの滞りを改善するフェイスケア法がおすすめです。スプーンなど身近な物で代用できるので、誰でも手軽にチャレンジできます。

顔全体にオイルを塗ってから、スプーンの裏側が皮膚に当たるようにリンパの流れに沿ってケアしていきます。

やり方としては、下記を参考にして下さい。

耳の裏から鎖骨にかけて上から下へ

首のリンパ腺は老廃物が溜まりやすいので、しっかり流していきましょう。

目周り

目の下のこめかみ、上まぶたそれぞれから耳の方向へ向けて。必ずオイルを塗ってから行いましょう。

素肌だとスプーンの滑りも悪く、肌に余計な刺激を与えてしまいます。また、美容オイルには肌に良い成分が豊富なのでマッサージによって成分を肌に吸収させることができます。スクワレン、ホホバ油、オリーブオイル、ココナッツオイルなど、色々な種類が発売されているのでお好みの香りや効果で選んでみてくださいね。

まとめ

今回は、顔の印象に大きく影響を与える目元について解説してきました。

いくら目力があったとしても、目の周りにシワが出来てしまったらそれだけで見た目年齢がどんどんプラスされていくので、目元のシワは早めに改善していくように心がけていきましょう。