以前の記事でひげとは何か、つまり「What」に触れ、そして安全カミソリと電気シェーバーの比較でひげ剃りの「Which」に触れてきました。
今回は、いつ・どこでひげ剃りをするべきか、つまりひげ剃りの「When」「Where」について学んでいきたいと思います。
いつ剃るの?朝でしょ!
ひげを剃るのに適した時間、それは朝です。
もちろん、朝出かける直前に剃ったほうがひげの伸びを抑えられる、これは当然の理由ですがそれだけではありません。
なぜ朝か?
ひげは朝6時から10時頃が最もよく伸び、日中はあまり伸びず、夜再びよく伸びます。そのため、朝剃れば夜と早朝伸びた分のひげを狙い撃ちできるのです。
また、夜に比べ起床後の朝は肌の水分量が保たれコンディションもよくなっていますので、ひげ剃りによるダメージが軽減されます。
起床後 30 分以上経過してからがベスト
さらに、朝は朝でも起床直後より起きてから30分ほど経ってからのほうが望ましいのです。
「よく寝た朝は顔がパンパン……」という表現をしますが、多かれ少なかれ起床直後は顔がむくんでいます。この状態ではむくんだ肌にひげが埋もれた状態になっていて深剃りができません。
起床後30分もすればむくみは取れてきますので、ひげ剃りには最高のタイミングになるわけです。
ひげ剃りに最適な場所は?
ひげはどこで剃っていますか?
安全カミソリ派なら洗面所か浴室、電気シェーバー派なら洗面所かリビング、中には車の中や職場のトイレ、なんて人もいるかもしれませんが、ひげを剃るのに最も適した場所は浴室です。
浴室の高温多湿がひげを柔らかくする
理髪店で顔剃りをしてもらう前に蒸しタオルを顔にかけてもらうとスイスイ深剃りできますよね。銅線に匹敵すると言われるほど硬いひげを、温度と湿度で柔らかくしているからなんです。
家で朝蒸しタオルを顔にかけてじっとしている時間がある人はなかなかいないと思います。洗面所でいくらお湯で顔を洗っても、なかなか同じ状態にはなりません。
しかし浴室、入浴時にひげを剃れば衣服を濡らすのを気にする必要もなく、早風呂の人でも洗顔とは比べ物にならない時間ひげを湿らせることができます。また、浴室の高温と湯気が更にひげを柔らかくしてくれるといい事尽くめです。
電気シェーバー派もウエットシェービング対応の機種ならぜひ試してください。
使用後の保管に注意
ただし、高温多湿の浴室に置いておくと雑菌の繁殖の原因になりますので、浴室でシェービングしたあとは安全カミソリを洗面所などでしっかり乾燥させましょう。
特にカミソリを伏せて置いて刃が濡れたまま棚などに接していると錆びてしまいます。ホルダーを使うなどして立てて保管するといいでしょう。
防水の電気シェーバーでも使用後は乾燥したところに置いたほうが衛生的ですし故障も防ぐことができます。
まとめ
ひげ剃りは「朝起きて30分後」に「お風呂に入って」するのがベストだと言えます。
「朝はそんなに余裕無いよ〜」という方も、もう30分だけ早起きしてチャレンジしてみてはどうでしょうか?
早起きした時間で朝食も食べて、肌はサッパリ。そんな最高のコンディションで仕事に臨めば能率もうんとアップするはずです!