肌をいじめるひげ剃りNG行為5選!その影響と対策とは?


肌をいじめるひげ剃りNG行為5選!その影響と対策とは?

ひげ剃りは誰に習うわけでもなく、自己流で覚えて習慣になるものですよね。しかし、毎日のひげ剃りで何気なくやっているその行為が知らず知らず肌にダメージを与えてしまうことがあるのです。

この記事ではひげ剃りでついついやってしまう代表的な5つのNG行為を紹介、その影響と対策を紹介します。

NG① カミソリを速く動かす

安全カミソリ派の方で、早く剃りたいからとザッザッザッとカミソリを雑に何回も当てている方も多いと思いますが、これは全くの逆効果でカミソリを動かすのが早すぎると剃り残しができてしまいます。その結果、何回も刃を肌に当てなければいけないので肌へのダメージは蓄積していってしまうのです。

あご周りなら1ストローク1秒はかけてゆっくり動かしましょう。そのほうが刃の横滑りも少なくなります。

電気シェーバーの場合も同じです。電気シェーバーは外刃の網目に入ったひげを刈る構造ですから、動かすのが速過ぎると網目に入らず剃り残してしまいます。

NG② 刃を押し付けて剃る

これは深剃りが不得手な電気シェーバー派によく見られます。少しでも深く剃ろうとしてゴシゴシ強く押し付けると、外刃の網目で肌の角質をこそぎ落としてカミソリ負けの原因になってしまいます。

ゆっくり撫でるように刃を当てるのが理想的です。

刃を直接当てる安全カミソリは、なおさら力を入れる必要はありません。シェービングフォームを拭うぐらいの気持ちで剃りましょう。

NG③ 石けんで剃る

入浴時に、面倒だからと石けんやボディソープで洗顔やひげ剃りまで済ませていませんか?

前回説明した通り、確かに入浴時のひげ剃りはひげが柔らかくなり最適です。石けんで滑りもよくなり問題ないように感じるかもしれません。しかし汚れを落とすことを重視した石けんを長時間顔につけていると肌を保護するのに必要な脂分まで洗い流してしまい、乾燥や肌荒れの原因になります。

シェービング剤は進化している

最近のシェービング剤には保湿成分や滑りを良くする成分、ひげを柔らかくする成分などが含まれているうえ、肌やひげのコンディションによって様々なタイプが販売されています。また別の記事で解説したいと思いますが、スキンケアの一貫と位置づけし最適なものを選びましょう。

NG④ いきなり逆剃り

安全カミソリでの剃り方には、ひげの流れに沿って剃る「順剃り」とひげの流れに逆らって剃る「逆剃り」の2通りがあります。より深剃りができるのは逆剃りなのですが、ひげが伸びた状態でいきなり逆剃りをすると刃がひげに引っかかってカミソリ負けや出血の原因になってしまいます。

○順剃り→逆剃りがベスト

安全カミソリの場合、まずは抵抗の少ない順剃りで剃ってから逆剃りで深剃りしていく、というのが正しい手順です。逆剃り自体がNGという訳ではありませんのでご注意。

○電気シェーバーは逆剃り

電気シェーバーの場合、外刃によって保護されていることと上述の通り網目にひげを入れ込む構造上、基本的に逆剃りで剃っていくことになります。但し、繰り返しになりますが速く動かしすぎてはいけません。

NG⑤ 刃を替えない・掃除しない

安全カミソリの場合もったいないからと刃を替えずに使い続けると切れ味はどんどん落ちていきます。この状態で剃ると刃が引っかかり肌のダメージが大きくなります。ひげの濃さや使用頻度にもよりますが概ね2週間程度を交換の目安にし、切れ味を維持しましょう。

電気シェーバーは手入れが重要

電気シェーバーは刃は長持ちしますが、掃除や洗浄の手入れを怠ると、ひげ剃りの際にできた肌の細かいキズから雑菌が侵入し肌荒れの原因になります。小まめに内部の掃除をしましょう。水洗いできる機種なら、毎使用後にサッと流して乾燥させればいつも清潔に保てます。

まとめ

毎日やっているひげ剃りで、思い当たる節のある方も多かったのではないでしょうか?

今回紹介したNGはどれも少しの手間ですぐ直せるものばかりですので、該当している事があればぜひ改善して肌に優しいひげ剃りライフを楽しんでいただきたいと思います。

次回は、肌に優しいひげ剃りの手順について解説していきます。