薬局やスーパーに行くと、男性用のスキンケア用品がずらりと並ぶようになりました。ひげ剃り用のシェービング剤だけでも様々なメーカーから泡式・ジェル式など色々な方式が発売されていて「何を選んだらいいか分からない!」という人も多いのではないかと思います。
そこで、この記事ではシェービング剤について徹底解説していきます。
シェービング剤は大きく4タイプ
ウエットシェービングの際に肌につけて刃の滑りを良くし、肌を保護するのがシェービング剤の主な役割です。近年はひげを柔らかくする成分や肌の炎症を抑える成分が含まれており、更に肌に優しくシェービングが出来るようになりました。
それではタイプ別に特徴をまとめていきたいと思います。
1. 伝統の泡タイプ
一昔前まではシェービング剤といえば「シェービング フォーム」つまり泡タイプを指すものでした。
古くは安全カミソリ登場前の直刃カミソリの時代から石けんをブラシで泡立ててつけていましたし、現在も最も主流のタイプです。
ガスで泡を生成するタイプが主流ですが最近は環境への配慮もあり手押しポンプで泡を作るものもあります。ガスはきめ細かいクリームのような泡を作ることができます。手押しポンプでできる泡はガスのものより目は荒いですがしっとりした泡になります。
泡タイプの長所はやはりサッパリ感です。石けんの泡を顔に塗っているのですから当然といえば当然ですね。さらに泡の層が肌を優しく守ってくれます。
しかし、泡が肌を覆い隠してしまうため剃れていない場所が分かりにくい、時間が経つと垂れてきてしまうなどの短所があります。
2. シェービングジェルは初心者にもお勧め
泡タイプの欠点を克服してシェアを伸ばしているのがジェルタイプです。
ジェルは半透明のため剃る時に肌が見えるので、ひげ剃りに慣れていない若年層にも人気があります。また粘度が高く泡タイプより垂れにくいのも良いところです。また、ひげの根本まで浸透して柔らかくしてくれます。
3. いいとこ取りのジェルフォーム
泡タイプとジェルタイプの中間と言えるのがジェルフォームタイプです。
容器から手に取った時にはジェルですが顔に摺り込むとみるみる泡に変わっていくので、始めて使った方は驚くかもしれません。ジェルの浸透性と泡の優しさが両立しているので肌の弱い方にもお勧めです。
4. 新鋭のオイルタイプ
日本ではまだメジャーではありませんが、海外製のものを中心にオイルタイプも登場しています。
植物性のオイルもしくは植物性のオイルと精油をブレンドしたものがあり、油がもともと持つ保湿性と潤滑性を生かし、洗顔後も肌の潤いが長持ちするのが特徴です。ただし、使用後はしっかり洗い流さないと刃の間にひげが詰まってしまいやすくなります。
天然由来の成分が受け入れられれば、これから日本でもシェアが伸びていくかもしれませんね。
まとめ
薬局にズラリと並んだシェービング剤を前に立ちすくんでいた方も、この記事で違いや特徴が分かっていただけたのではないでしょうか?ご自身の肌のタイプや好みと相談して、最適な1本を選んでいただきたいと思います!
最後に各タイプごとにお勧めポイントをまとめておきますので参考にしてくださいね!
- 泡タイプ:
シェービング後の泡ならではのサッパリ感!トラディショナルなひげ剃り熟練者のあなたに! - ジェルタイプ:
視認性バッチリ、メントール系の刺激も爽やかでフレッシュなあなたに! - ジェルフォームタイプ:
魔法のようにジェルから泡に!ジェルと泡のいいとこどりでバランス派のあなたに! - オイルタイプ:
舶来の新鋭、肌にも優しい!時代に敏感なアーリーアダプターのあなたに!