若い頃はお酒をたくさん飲んでも次の日にはちゃんと復活できていたのに、30代に突入したあたりから次の日まで疲れが残ってしまう、むくみがひどい、なんて悩みを抱えている方へ。
疲れやむくみを次の日まで引きずっていたら、仕事も集中できなくなってしまいます!
今回は気をつけたいアルコールの摂り過ぎのリスクや、アルコールと上手に付き合う方法について紹介していきますね。
お酒の飲みすぎのリスクについて
アルコールを摂取しすぎると、アルコール性肝炎やアルコール性肝硬変といった肝臓の病気を招いてしまうリスクが高まってしまいます。
アルコールが肝臓に運ばれた時にアセトアルデヒドに分解されて酢酸となり、二酸化炭素と水に分解されます。
でも、アルコールを毎日のように大量に摂取し続けると、アセトアルデヒドという毒素の分解作業が追いつかなくなり毒素が体内に蓄積されていくのです。
中年期に突入して二日酔いの症状がつらいと感じるようになってきたら、もしかすると肝臓の働きが弱まっているのかもしれません。
そういった時には、飲酒の量を減らしたり、アルコールの分解や消化活動をサポートする健康食品を摂取していくと良いでしょう。
予防策
肝細胞の働きを活性化させる良質なたんぱく質をおつまみとして摂取していきながら、丈夫な肝臓を形成していきましょう。
消化の良い大豆加工食品などがおすすめです。
飲みすぎたら目にもダメージが起きる!
眼の周りには気の通り道である経脈が通っているので、疲労が溜まっていたり、アルコールを飲みすぎて肝臓に負担がかかってしまいます。
そうなってくると次第に視力が衰えていってしまうので、お酒好きな方は飲みすぎに注意しましょう。
休肝日を作ろう!
毎日のようにお酒を飲み続けていたら、肝臓もクタクタに疲れてしまいます。
前日のアルコールの分解と消化が済んでいない状態でまたお酒を飲んでしまうと、疲労やむくみがそのまま蓄積されてしまいます。
そういった体のコンディションの低下をリセットするためにも、週のうちに2日ぐらいは休肝日を築けていきましょう。
昨日休肝日だったからと次の日に飲みすぎると、せっかく復活していた肝臓の働きもまたダウンしてしまいがちなので飲みすぎには注意して下さいね。
アルコールの毒素から肝臓を守るには?
日頃、肝臓を保護して、アルコールの毒素成分であるアルヒドデヒドから守っていくためには、ウコン、マリアアザミ、アミノ酸、肝油エキス、卵黄コリン、レシチン、オルニチン、田七人参、プロポリスなどを摂取していきましょう。
これらの成分は希少なので、食品から摂取するよりも、サプリメントなどの健康食品を上手に活用していくのがおすすめです。
脂肪肝
肝臓に中性脂肪が溜まっている時には、卵黄コリン成分を摂取すると良いです。
飲酒前におすすめなのはウコンです。
おつまみの選び方で肝臓のダメージを軽減できる!
アルコールの摂取によって肝臓の負担を減らすのにおすすめなのが、肝臓や胃腸をアルコールから保護してくれるおつまみを摂取することです。
おすすめのおつまみとしては、肝臓の働きをサポートするたんぱく質系の食材です。
大豆である枝豆や冷奴(豆腐)、納豆巻き、チーズ、ちくわなどがお酒にも合うし、手軽につまめるおすすめおつまみメニューです。
中年期からは、お酒とも楽しく付き合っていきましょうね。
まとめ
今回は、中年期から気をつけたいお酒の摂り過ぎのリスクや、アルコールと上手に付き合う方法について紹介してきました。
飲酒も毎日のように連続だと肝臓に負担をかけてしまうので、週に2日ぐらいは休肝日を築けたり、良質なたんぱく質のおつまみを用意するなど健康管理には充分気をつけていって下さい。