ハーブの種類と効果。ライフスタイルに取り組んだアンチエイジング法


ハーブの種類と効果。ライフスタイルに取り組んだアンチエイジング法

ハーブは日本だけでなく、世界中から効能の高い薬草として親しまれてきた植物です。

ハーブと聞くと西洋というイメージを抱く方が多いかと思いますが、日本を含むアジア特有のハーブも多く存在しています。そしてハーブは、アンチエイジング効果がとても高いため、老化が気になりだしてきた方へもおススメです。

これからハーブを活用したアンチエイジング法について紹介していきます。

ライフスタイルに手軽に取り入れられるハーブの種類

ハーブの種類にも日本古来から生息している和ハーブと西洋から入ってきた西洋ハーブとあります。スーパーやドラッグストアなどで、粉状、お茶の葉、乾燥状態など様々な形態のハーブを入手することができます。

これからライフスタイルに取り入れやすいハーブの種類について、それぞれ紹介していきます。

和ハーブ

ヨモギ

雑草として道端にも生えている和ハーブです。血液サラサラ効果や殺菌効果、抗アレルギー作用があります。

生の状態で野菜やフルーツと一緒にミキサーにかけてグリーンスムージーとして活用したり、乾燥した物をお茶に入れて煎じて飲んだり、入浴剤として活用すると良いでしょう。ヨモギ茶はノンカフェインなので、大人から子供まで安心して摂取できます。

もしもヨモギの臭いが苦手な場合には、緑茶やウーロン茶、麦茶などに少量混ぜて煎じて飲むと良いでしょう。

ドクダミ

ドクダミは、庭や道端に雑草として生えています。もし手に入りにくい場合には、ドクダミ茶を購入する事ができます。お茶として煎じて飲むと高血圧や心臓病予防になります。

抗糖化作用が高いので、甘い物や炭水化物の摂りすぎで顔がくすんで見える人は、積極的に摂取していきましょう。

ドクダミも独特の臭いがするので、苦手な方は緑茶やウーロン茶、麦茶に少量混ぜて煎じて飲むと臭いを気にせずに摂取できます。

シソ

てんぷらにしたり、刻んで海鮮どんぶりに載せたり、卵焼きに混ぜたりと、様々な活かし方ができる和ハーブです。高い整腸作用や利尿効果、デトックス効果、殺菌、防腐作用があるので、積極的に摂取していきましょう。

ゆず

ゆずの絞り汁を日本酒と混ぜてボディーローションにすると、ひびやあかぎれ予防になります。ゆずの絞り汁は、さしみや魚にかけて食べるとフレッシュなビタミンCをたっぷり摂取する事ができます。

ゆずの皮は、入浴剤としても香りを楽しむ事ができます。

血行促進、疲労回復、風邪予防、抗菌、美肌作用のある和ハーブです。

西洋ハーブ

シナモン

シナモンは、漢方薬やお菓子の隠し味としてよく活用されている西洋ハーブです。シナモンパウダーには高い抗菌作用や抗酸化作用があり、ビタミンやミネラルが豊富に含まれているので、シナモンパウダーを積極的に摂取していきましょう。

シナモンパウダーを豆乳やコーヒー、紅茶に混ぜて飲んだり、アイスクリームに混ぜたり、トーストにシナモンパウダーと砂糖を載せて食べるとおいしく食べる事ができます。

コリアンダー

調味料としてスーパーでも手軽に手に入れる事のできる西洋ハーブです。パクチーとも呼ばれています。香り成分のリナノール、グラニオールが胃や腸といった消化器官系に作用するので、高いデトックス効果が期待できます。

癖が強い香りなので、カレーやシチュー、ビーフシチューなどの味の濃い煮込み料理の隠し味として活用するのがおすすめです。

カモミール

筋肉の平滑筋を落ち着かせる作用や、胃腸の粘膜を修復する作用、貧血予防や冷え性改善に高い効果があります。

カモミールティーを水分補給に積極的に取り入れると、健康管理もスムーズに行えるようです。

ローズヒップ

ビタミンが豊富で、利尿効果やお肌の収れん作用、保湿効果が期待できます。お茶にして飲むと良いでしょう。

ルイボス

抗酸化作用が高く、利尿効果があるので、むくみ防止におすすめのハーブティーです。

ガーリック

ご存知、にんにくです。古代エジプトではピラミッドを作る作業員にガーリックを与えて、滋養強壮を高めていました。

ガーリック・パウダーを炒め物や鍋料理、汁物などに入れると、おいしさが増すだけでなく、高い滋養強壮効果が期待できます。

上記で紹介したように、ハーブも常備ストックしておいて積極的に料理や飲み物として摂取していくと、体の中からアンチエイジングしていく事ができます。

ハーブの効力も1日2日摂取しただけですぐに結果が出るわけでもないので、長いスパンで摂取していきながらアンチエイジングに役立てていって下さい。

まとめ

今回はライフスタイルにハーブを取り入れながら、アンチエイジングしていくコツについて紹介してきました。

普段料理をしない男性でもコリアンダーやガーリック、シナモンなどは、パウダー状になっている物を活用すれば料理にぱっとかけて摂取していく事ができます。

ハーブティーも効能別にいろいろな種類を揃えておいて、その日の気分やコンディションに合わせてチョイスしていくとよいでしょう。

ハーブは古来から人間の生活に根付いてきた物なので、上手に活かしていって健康管理していって下さい。