男性も30代、40代と年齢が進んでくるにつれて、高血圧に悩まされる人が増えているようです。
高血圧の原因として多いのがお酒の飲みすぎですが、付き合いでどうしても飲み会の用事は断れない。。
今回は、そんな高血圧で悩んでいる30代40代の男性のために、高血圧予防におすすめのケアについて紹介していきます。
高血圧ってどんな症状?
高血圧は生活習慣病の一つとして中年層や高齢者の間で問題になっている症状で、安静状態でも血圧が正常値よりも高い数値が続いている状態です。
高血圧状態が続くことによって血管の内壁にダメージが起きたり、血管が固くなって動脈硬化を起こしてしまいます。
高血圧が怖いのは、動脈硬化や脳卒中、心疾患、慢性肝臓病などを引き起こしてしまうことです。
もしも血圧が平均値よりも高い状態が続いているようだったら、高血圧の可能性が高いので、早めに生活習慣の改善を図ることが大切です。
高血圧を招いてしまいがちな食生活
高血圧も生活習慣病なので、食事療法や禁煙、生活習慣の改善によって、症状を緩和させていくことも可能です。
高血圧を招きやすい食生活としては、白い食べ物ばかり摂取することです。
白い食べ物とは、白米、白砂糖、白い小麦粉を使ったパンやうどん、スイーツ類、ラーメン、パスタ等です。
これらの精製加工食品は、体に吸収されやすいといった性質があります。
白い食べ物が高血圧を招く仕組みとしては、下記のようになります。
体に吸収されやすい
→急激に血糖値が上昇
→ブドウ糖の濃度が高くなる
→血液の量が増加
→血圧が高くなる
→血管の内壁にダメージが起きたり、血管が固くなる
→動脈硬化や脳卒中のリスクが高くなる
このように高血圧の状態が続くと、脳卒中や心筋梗塞を招いてしまうので注意しましょう。
高血圧の人は太りやすい?
血糖値が急激に上昇することによって、慌てて血糖値を下げようとしてインスリンというホルモンが膵臓から大量に分泌されます。
インスリンの大量分泌を共に消化しきれなかった糖分が中性脂肪となるのです。
この繰り返しが、太りやすい体質を招いていたのです。
血圧が高い人は家でも測る習慣を!
血圧が高めの人は、たまに病院に行った時に測るよりは、家で毎日測る習慣を身につけた方が自分で健康管理できるようになります。
最近ではコンパクトタイプの血圧計が人気でコードレスの物もあるので、職場や出張先にも持ち運べます。
スマホとリンクして毎日の測定データをグラフ化して表すこともできる血圧計も開発されています。
上記のようなコンパクトサイズの血圧計を上手に使いこなしながら、健康管理に努めていきましょう!
血圧を安定させるのにおすすめな物
血圧を安定させるためにおすすめなのが、よく噛んで食べることです。
よく噛むことによって脳が満腹したと認識するので、急に食べ物を吸収したいといった欲求をセーブすることができます。
太りすぎも高血圧の原因となるので、ゆっくり消化吸収できるようによく噛んで食べるようにしましょう。
血圧を安定させるためにおすすめの物を下記に紹介していきます。
リンゴを良く噛んで食べよう!
血圧を安定させるためにおすすめの食べ物として人気なのが、リンゴです。
リンゴには食物繊維がたっぷり含まれているので、しっかり噛んで食べることによって糖の吸収をペースダウンさせることができます。
血糖値が急激に上昇するのを防ぐことができるので、食べ過ぎ防止効果も期待できます。
リンゴには、皮の部分にリンゴポリフェノールといった高い抗酸化パワーを持つ成分が含まれているので、消毒していない有機栽培のリンゴを皮ごと食べるのがおすすめです。
高血圧予防に効果的なサプリメント
- コエンザイムQ10
- 田七人参
- γーアミノ酪酸
- オリーブリーフ
- ニンニク
- 霊芝
上記のような高血圧予防のサプリメントも医師の指示の元で摂取するのが望ましいので、かかりつけの医師の指示に従って摂取するように心がけて下さい。
まとめ
今回は、年齢とともに悩む人が増加する高血圧の予防法について解説してきました。
高血圧も生活習慣の繰り返しによって悪化する場合が多いので、飲酒や喫煙を控えたり、食事に気をつけるなどしてしっかり対策を練っていって下さいね。