日焼けも薄毛の要因に。日焼けから頭皮を守る方法を考えよう


日焼けも薄毛の要因に。日焼けから頭皮を守る方法を考えよう

フケ30代、40代になって薄毛が気になってきた方へ。

今回は日焼けのストレスが、頭皮や髪の毛に大きなダメージを与える事によって、薄毛などの頭皮トラブルを招いてしまうリスクについて解説していきます。

日焼けで頭皮が赤っぽい!活性酸素にご用心

人間の頭皮は、大量の髪の毛に覆われて守られています。人間の毛穴は元々温度を調節したり、老廃物を排出するといった役割を担っています。 

普段は髪の毛で覆われて保護されているのですが、直射日光を浴び続ける事によって、元々青白かった頭皮が、次第にピンク色、赤茶色へと変化していきます。これは顔の皮膚が日焼けをした時と比べてみるとわかるのですが、角質層が酸化している状態です。 

頭皮は空から降り注ぐ紫外線を一番浴びてしまうパーツです。顔のおよそ3倍は紫外線を浴びてしまうので、ダメージは非常に大きいのです。顔や体が日焼けした時にも経験した事があるかと思いますが、頭皮も日焼けするとヒリヒリしたり皮が剥けてしまいます。

また、紫外線によって頭皮内の活性酸素が増えると、頭皮の皮脂を酸化させ過酸化皮質となります。。

過酸化皮質はフケと同様に老廃物なので、大量に発生する事によって毛穴からの排出が追いつかなくなり、毛穴を詰まらせ抜毛を招いてしまいます。さらに毛母細胞の免疫力も次第に低下してしまい、元気な新しい髪の毛が育たちにくくなってしまいます。

頭皮を紫外線ストレスから守るための道具:帽子

頭皮を紫外線ストレスから守るために一番おすすめのケアは帽子をかぶる事です。選ぶ帽子も夏場の場合には、麦わら帽子や麻といった天然素材で通気性の良い物を選ぶと良いです。

ポイントとしては、長時間かぶっていても蒸れない素材を選ぶ事です。

いくら帽子で紫外線を防いだからといって、汗をかいて帽子の中が蒸れてしまうと、今度は過剰皮脂状態に陥ってしまいます。

それによって皮脂を食べて繁殖する澱風菌が増えてしまうと、毛母細胞に送るための栄養分までどんどん澱風菌に食べられてしまって栄養不足状態に陥り、強くて新しい髪の毛が育たなくなり抜毛を招いてしまうので注意しましょう。

帽子も一日中かぶっていると蒸せてしまうので、適度に脱いで風通しをしてあげましょう。

帽子を被ると暖かいですが、頭皮には無数の毛穴が集まっているので、全身の中出一番汗をかきやすいパーツです。

冬場でも毛糸の帽子や毛皮、厚手素材の帽子をかぶり続ける事によって、頭皮が湿潤状態に陥る事によって澱風菌が繁殖してしまい、抜毛を招いてしまいます。さらに帽子を着脱する際に頭皮に摩擦が起きて、それも頭皮にストレスを与える原因となるので注意しましょう。

冬場でも夏場と同様に、適度に風通しをするように気をつけて下さい。

また、日傘は女性のものと思われがちですが、紫外線を予防するためには適切な道具です。帽子以外にも夏場では日傘を活用するのもおすすめです。

頭皮にも日焼け止めで紫外線からのケアを!

外回りのサラリーマンなどは、日中頭皮が日焼けするからといって帽子を被れない場合もありますし、男性用の日傘を使用するのも抵抗があるといった人も多いでしょう。そんな時には、顔や体と同じように頭皮にも日焼け止めを使用すると良いです。

ただし、頭皮は顔よりも皮膚が薄く毛穴も多いので、非常にデリケートなパーツとなっています。

そのため、使用する日焼け止めも、敏感肌用、赤ちゃん用、ノンケミカル(紫外線吸収剤不使用)と表示されてある頭皮に優しい物を選んであげましょう。そして一日の最後にはしっかりと洗い落として下さい。洗い残しはフケ・痒み・抜毛の原因となります。ただ、洗い過ぎは頭皮の乾燥を招き負担をかけるので気をつけて下さい。

まとめ

今回は紫外線によるストレスが、頭皮に大きなダメージを与えてしまう事をお伝えしました。

自分で頭皮の表面を鏡でチェックする事は非常に難しいので、コンディションを把握する事も難しいですが、顔や体の皮膚以上に頭皮は紫外線を浴びていて毛穴も多く大変デリケートなパーツなので、しっかりと日焼け止めや帽子などで予防してあげて下さい。