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 意外な薄毛の要因、澱風(でんぷう)菌の過剰繁殖にご用心


意外な薄毛の要因、澱風(でんぷう)菌の過剰繁殖にご用心

30代、40代と年齢を重ねるに連れて、髪が薄くなってきたと感じている男性へ。

実は頭皮にとって大切な菌が、薄毛の原因になる可能性があることをご存じでしたか?

人の体にはたくさんの菌が住んでいます。それらは正常の数値内であれば悪さはせず、体にとって良い役割を持っている菌なのです。

今回は、頭皮に常に存在している澱風菌(でんぷう菌)の繁殖によって、髪の毛の栄養分を奪われていくリスクと、澱風菌の繁殖予防法について解説していきます。

澱風菌ってどんな細菌?

澱風菌とは頭皮や背中、胸部、頚部など体毛が生えている所に存在している、誰でも持っている皮膚常在菌の一種です。成人男性、特に皮脂と汗の量が多い男性にはより多く存在しています。

澱風菌は、高温多湿の環境を好み、頭皮の皮脂腺から分泌されている皮脂と汗を栄養分として生きています。

澱風菌と薄毛の関係は?

一口に菌と言っても、頭皮の皮脂を利用して皮膚を乾燥や外部刺激から守ってくれる役割を持っています。このように、澱風菌は正常な数の範囲内であれば、頭皮と澱風菌は共存しているのです。

問題は、この澱風菌が過剰繁殖した時です。

澱風菌は、皮脂を脂肪酸に分解し、その脂肪酸を他の菌が分解することで肌が潤う成分を作っています。しかし澱風菌が増えすぎてしまうと、他の菌が澱風菌が作った脂肪酸の分解に追いつけず、余った脂肪酸が頭皮で酸化して頭皮に炎症を起こしてしまいます。

頭皮が炎症を起こすと痒みやフケを発症させる上、髪が育つ毛包の環境が悪くなります。

薄毛に関しては、短期的には抜け毛などのトラブルで済みますが、頻繁または長期的に炎症が起こると髪の毛が育ちにくくなり、細くてすぐに抜け落ちてしまう髪の毛ばかりが生えてきて、次第に薄毛が定着してしまうのです。

それを防ぐためには、澱風菌が過剰繁殖しないように注意する事が大切です。

ケア法としては、下記のような事柄が挙げられます。

頭皮をいつも清潔に保つ事!

澱風菌の数を一定に保ち、皮脂を理想的な量に留めておくため、頭皮をしっかり洗い清潔に保って下さい。頭皮用シャンプーは頭皮環境を良好に保つために作られているのでおすすめです。

ただし、洗い過ぎは禁物です。洗髪し過ぎは、頭皮の乾燥を招き、頭皮が自己保護のため過剰に皮脂を分泌するようになります。

髪を塗れたままにしておくのはNG

洗髪して髪が塗れたまま放置しておくと、澱風菌が好む多湿環境を生むことになります。特に睡眠前に枕が湿ったりしないよう注意して下さい。

洗髪後はドライヤーで頭皮までしっかり乾かすようにして下さい。しっかり乾かすことで、パサパサや切れ毛などの髪の傷みも防ぐことができます。

帽子やヘルメットの使用に要注意

帽子を愛用している男性は、頭皮が密封状態となり高温多湿となる時間が長くなるので育毛対策にとっては好ましくありません。

そんな時は、頭皮がむれないように注意して下さい。汗をかいた後は頭皮を軽く拭きとる、帰宅したらすぐに洗髪するなど清潔に保つようにしましょう。

油っぽい食事に気を付ける!

油っぽい食事を続けると、多くの皮脂が頭皮にも分泌されるようになります。

多忙でバランスのとれたお食事が難しいと思いますが、一品を野菜に置き換えるなど少し工夫してみると良いでしょう。

まとめ

今回は澱風菌の過剰繁殖する事によって、頭皮環境に与える悪影響について解説してきました。

頭皮を清潔に保ち食事に気を付けるだけで十分薄毛ケアに繋がります。

特に多忙な男性は、頭皮環境を清潔に保つセルフケアが習慣になるまで時間がかかるかもしれないですが、深刻なお悩みとなるまえに、ご自分でケアできる薄毛予防は少しずつ行うようにしてみて下さい。