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 髪の毛には 3 つの層がある。層別に異なるおすすめの薄毛対策


髪の毛には 3 つの層がある。層別に異なるおすすめの薄毛対策

人間の髪の毛は、大きく分けて外側からキューティクル、コルテックス、メデュラの3構造で成り立っています。

ヘアケアではキューティクルが注目されがちですが、それぞれの層で髪を健康に保つ大切な役割を持っています。

今回は、頭皮から伸びた方のヘアケアで健康的かつ若々しい髪をキープためのケア法について解説していきます。

髪の毛の表面に出ている毛幹部には 3 つの層がある

ケア方法について紹介する前に、髪の毛の層について簡単に説明します。

髪の毛は毛穴から外へと伸びている部分を毛幹部といって、毛穴の中にもぐっている部分を毛根部といいます。この外に出ている毛幹部は、下記のような3つの構造になっています。

キューティクル(毛小皮)

髪の毛の表面を覆っている無色透明な部分です。

コルテックスやその奥にあるメデュラを守る働きをしているのですが、このキューティクルがなくなってしまうと、次第に潤いがなくなって髪がパサついていきます。

キューティクルを守るための MEA と呼ばれる脂質成分が失われていく事によって艶がなくなり、髪の毛の保護機能が損なわれ、次第に切れやすくなっていきます。

コルテックス(毛皮質)

たんぱく質、脂質、水分から成っていて、髪の毛の85%以上を占めています。

この部分にダメージが起きてしまうと、たんぱく質成分が外へと流れ出してパサついたり、枝毛が発生してしまいます。

パーマをかけても、ヘアセット剤を使用しても髪の毛がきれいにまとまらないのは、このコルテックスの部分にダメージが起きている可能性が高いです。

メデュラ(毛髄質)

髪の毛の芯となる一番奥の部分で、髪の毛のハリやコシを出すのに大きく関わっているのもこのメデュラです。

たんぱく質と脂質から成っていて、赤ちゃんの髪の毛や猫毛といった細い毛には存在しません。

このメデュラの部分までダメージが加わると、髪の毛がもろく切れやすくなってしまいます。

抜け毛と各層の関係

抜毛が進行する原因としては、各層に栄養分が足りなくなって、髪の毛が絡まりやすくなり、ブラッシングやシャンプーをする度に髪の毛がブラシや指に絡まって抜け落ちたり、栄養不足によってやせ細りボリュームがなくなってしまう事が考えられます。

艶があってコシのある健康的な髪の毛の方が、若々しくエネルギッシュに見えますよね!

あの頃の髪の毛をもう一度取り戻すためにも、今日からさっそくヘアケアに専念していきましょう。

毛幹部の層別にヘアケアの方法を紹介

それではこれから髪の毛の毛幹部の部分別ケア法について、解説していきます。

キューティクル(毛小皮)

冬場の乾燥シーズンや降り注ぐ紫外線量が多い夏場などは、髪の毛の表面を覆っているキューティクルにダメージが起こりがちです。

キューティクルが何らかのストレスによって剥がれ落ちてしまう事によって、髪の毛の内部にあるコルテックスの水分やたんぱく質が流れ出てしまい、髪の毛がボサボサ状態となって切れやすくなってしまいます。

それを防ぐためには、キューティクルを保護するトリートメントを活用していきましょう。

男性の多くは髪の毛が短いためシャンプーだけで済ませる人も多いようですが、加齢に伴い皮脂の分泌も衰えてくるので、シャンプーの後にはトリートメントで優しく髪の毛を保護してあげる事が大事です。

トリートメントは油分を補給し髪の毛の内部へと閉じ込めながらキューティクル保護作用が高い分、頭皮の油分も同時に閉じ込めてしまうリスクもあるので、シャンプー後に髪の毛に浸ける際には毛先だけに集中して浸けるようにしましょう。

コルテックス(毛皮質)

コルテックスは髪の毛の中心となる部分ですが、コルテックスは繊維状となっていて吸湿性が高いといった特徴があります。

この吸湿性が失われていく事によって髪の毛が次第にやせ細っていってしまうので、まずは髪の毛の内部にまでしっかりと栄養分が運ばれるように、首から頭皮にかけてのマッサージを行いましょう。

よく育毛のためには頭皮マッサージがおすすめといった情報を見かけるかと思いますが、頭皮だけでなく、体から頭皮へと血液を運ぶパイプ役となる首もしっかりマッサージしてほぐしていく事が大切です。

加齢に伴い全身に血を巡らせる力も次第に衰えてくるので、それを防ぐためにも首から頭皮にかけてしっかりマッサージしてあげましょう。

メデュラ(毛髄質)

加齢と共に、「最近なんだか髪の毛のハリやコシがなくなってきたな」と気になり始めたら、シャンプー前にブラッシングを取り入れていきましょう。

ブラッシングするとフケや髪の毛の汚れをしっかり落とす事が出来ます。

それによってシャンプーの洗浄効果も高まるし、髪の毛のもつれが解消できるので、シャンプー時の抜毛を防ぐ事が出来ます。

さらに頭皮にも適度な刺激を与える事が出来るので、頭皮の血行促進にもつながります。

ブラッシングは頭のてっぺんから髪の毛の毛先といった一方通行よりは、上下左右といった風に多方面から行った方が頭皮のマッサージ効果が高まります。

使用するブラシも猪毛や豚の毛といった高級な天然素材のブラシを使用すると、頭皮環境の健康を保つのに効果的です。

ヘアブラシは毎日使用する物だから、1年後、数年後の髪の毛にも差が出てくるので、少々高額でも素材にこだわって頭皮の健康に良い物を使用していきましょう。

まとめ

今回は、髪の毛の表面に出ている毛幹部の仕組みとハリ・コシ・艶のある若々しい髪のためのケア法について解説してきました。

髪の毛の構造も3つに分かれているので、1種類のケア法よりは、それぞれの部分に働きかけるケア法を心がけた方が高い効果が得られるようです。

抜毛予防のケアも毎日のルーティンワークとみなして取り入れていきながら、しっかり定着させていって下さいね。