若さを保つために色々情報を集めている男性の皆さんへ、今回は塩を活用しながらアンチエイジングしていくコツについて紹介していきたいと思います。
塩は古来から私達の生活に親しまれてきた、人間の体の健康維持にとってなくてはならない存在です。その一方、塩分の取り過ぎは体に悪いともされています。
塩の効果をしっかりと理解し上手に付き合いながら若さを取り戻していきましょう。
デトックスにはミネラル豊富な塩
いくら高級スキンケア製品や健康食品を使用しても、体内に毒素や老廃物が溜まったままだと、せっかくの有効成分をしっかり体内に浸透させていく事は難しいです。まずは体の中をしっかりデトックスして、吸収力を高めていく事が大切です。
そんな中でおすすめの成分が「塩」です。
塩は摂取することでも、外から刺激として与えるだけでも効果が得られる万能の成分です。
塩にも色々な種類がありますが、不純物のない精製された食塩より、岩塩やヒマラヤの塩、死海の塩といった、炭酸ナトリウム、硫酸ナトリウム、塩化カルシウム、アルミニウムなどのミネラル成分が豊富な産地の塩がおすすめです。
塩の効果としては、下記のような効果が挙げられます。
デトックス＆ミネラル補給
塩をお風呂に入れるとデトックス効果が高まり、汗をかきながら体内の毒素や老廃物を毛穴から効率よく排出していく事が出来ます。また、きれいになった毛穴から塩のミネラル成分を吸収していく事も出来ます。
血行促進作用
全身の血流促進効果が高まると末梢血管の隅々まで血を巡らせていく事が出来ます。新鮮な血液が全身を巡る事によって細胞が活性化され高いアンチエイジング効果が期待出来ます。さらに、血行が促進されることで、肩や首、腰などの関節のコリをほぐす効果が高まります。
コエンザイムQ10の塩がアンチエイジングに効く訳
コエンザイムQ10という成分をテレビなどでよく耳にしますよね。コエンザイムQ10とは、酵素の働きをサポートする補酵素の事です。
酵素は、消化活動や呼吸、筋肉の動きをサポートしながら生命活動を維持していくために欠かせない成分で、活性酸素を除去する役割もあります。
コエンザイムQ10は、アンチエイジングに効果を発揮してくれるビタミンEの働きを活性化させる作用もあるので、是非とも酵素の活性化のために活用していきたい成分です。
でもその酵素の量も加齢と共に減少していくので、若さを保っていくためには何かの形で補っていく事が望ましいです。
おすすめの使用方法としては、お風呂に入れたり、普段使用しているシャンプーやトリートメント、スキンケア製品に混ぜて使用する方法です。
その際の注意点としては、使用する毎に成分に混ぜるのが鮮度を保つコツです。
最初からシャンプーのボトルなどに混ぜてしまうと沈殿してしまい、成分をバランスよく混ぜる事が出来なくなってしまいます。
コエンザイムQ10の塩は口に入れても安全な成分なので、安心して使用して下さい。
毎朝の塩水で便秘知らずな体へ
人間の体の仕組みとしては、塩分を摂取すると血液中の塩分濃度が高まり、自律神経が興奮状態に陥って血管が収縮します。
この作用を利用して朝起きてすぐに塩水を飲むようにすると、腸のぜん動運動が活性化されて便通が良くなります。
便秘は毒素や老廃物を溜め込む一番の要因となるので、朝の塩分補給によってしっかり改善していきましょう。
方法としては、常温の1リットル水に対し小さじ2杯の天然塩を混ぜ、短時間で（20～30
分以内）に飲みきって下さい。レモンを絞ったりすると飲みやすい味になります。1リットルの水を飲みきるのは大変なので、朝の体調を見ながら行ってみて下さい。この塩分濃度は、体内の塩分濃度とほぼ同等ですので体に吸収されることなく排出される仕組みです。ただし、塩分を控える必要のある疾患（高血圧等）や薬を飲んでいる場合は注意が必要です。
まとめ
今回は、塩を活用したアンチエイジング法について解説してきました。
塩は古来から私達の暮らしの中で健康を維持していくのに深く関わってきた成分なので、上手に活用していきながら若さを取り戻していって下さい。