男性女性問わず、誰もがいつまでも若々しくかっこよく生きていきたいと願うものです。最近ではアンチエイジングを意識する人もすごく増えてきています。
そんな皆様と、今回は若さを取り戻すためのビタミンCとの正しい付き合い方を通して、アンチエイジングのコツについて紹介していきます。
ビタミンCに含まれるソラレン成分に要注意！
スキンケアと言えばビタミンC！美肌にはビタミンC！といった情報はもうすでに広く知られており、その事実に嘘は一切ありません。
ビタミンCは、コラーゲンを作る手助けをして、たるみを予防しハリのある肌を作り、シミやくすみにも働きかけ美白効果を発揮する万能な成分なのです。
しかし、実は大きな落とし穴も存在します。その正体が、ソラレンです。
ソラレンとはみかんやグレープフルーツ、レモン、アセロラといった柑橘類のフルーツやきゅうり、パセリ、セロリなどに含まれる光毒性のある成分で、紫外線を吸収しやすいといった特徴を持っています。
晴れの日の外出前や紫外線が強い朝から日中にかけて摂取すると肌が過剰に紫外線に反応しシミやそばかす、炎症といったリスクを招く要因となってしまいます。
肌の老化を招く一番の要因は光老化なので、アンチエイジングのためにとビタミンCを補給するのであれば戦略的な摂取方法を心がけていく事が大切です。
午前中の摂取や紫外線の降り注ぐ量が多い日の摂取は控えましょう
ビタミンCを摂取する場合、紫外線が降り注ぐ時間帯を避けながら夜のケアや少量をこまめに摂取する事をおすすめします。もしも午前中からビタミンを補給したい場合には、ソラレンを含んでいないビタミンCの含有量が多いトマトがおすすめです。
トマトが多く含まれるリコピンは抗酸化作用が高いので、紫外線によるメラニンの沈着を防ぐ効果があります。
ビタミンCの摂取に効果的な時間帯
ビタミンCは水に溶けやすいといった特徴があるので、ビタミンC入りの飲み物や柑橘類を少量飲み水に入れるのも簡単に摂取できる方法です。
ビタミンCが体内で消化吸収されて抗酸化作用を発揮しながら、その後老廃物と成るまでにはおよそ1~2時間かかります。そう考えると、数時間おきにこまめに摂取していくのが望ましいようです。
特に寝る前の摂取は睡眠中の成長ホルモンが多く分泌されるので、その時に新しい肌細胞が生まれるので、アンチエイジングのためにビタミンCを摂取するベストタイミングは夕方以降といわれています。
夕食のデザートにビタミンCたっぷりのフルーツを食べたり、夜のお酒のおつまみにもフルーツや野菜スティックがおすすめです。
普段のビタミンCとの付き合い方法を変えていくだけで、効率よくアンチエイジングが出来るので、摂取するタイミングを意識してみて下さい。
コラーゲンのクオリティをアップさせるためのビタミンC活用法
ここ最近、コラーゲン配合の食品や飲料を多数目にするようになったと思いますが、アンチエイジングにコラーゲンが欠かせない理由は、コラーゲンは皮膚を構成するための柱となるからです。
皮膚の骨組みであるコラーゲンがしっかりしていないと、肌は弾力を失いたるんでしまいます。加齢と共にコラーゲンを劣化させないためには、コラーゲンの補給以外でも肌細胞の酸化や糖化予防が大切です。
酸化とは紫外線によるメラニンによって、活性酸素の量が増えて細胞にダメージを与えていく症状です。
糖化とはご飯やパン、麺類といった炭水化物や糖分の多いスイーツ類の糖分が体内で消化されずに残る事によって、たんぱく質と結びついてしまう症状の事です。
それによってたんぱく質の一種であるコラーゲンも変性してしまって、肌のたるみ、黄ぐすみを招いてしまうのです。
そんな時のお助けアイテムとして登場するのがビタミンCです。
ビタミンCには、高い抗酸化作用やコラーゲンの合成作用があるので、コラーゲンと同時に摂取すると吸収力が高ります。いつもコラーゲンとビタミンCがコラボレーションしたメニューをセレクトしていって下さい。
喫煙する人＆環境ストレスにもビタミンCは有効的！
普段喫煙の習慣がある人や大気汚染化された都会に住んでいる人にとっても、ビタミンCは非常に有効的です。
喫煙も大気汚染による環境ストレスも体内の活性酸素を増やす原因となるのですが、そんな時にビタミンCをたっぷり補給してあげる事によって、活性酸素の除去へと作用してくれます。
最近肌色が悪くなってきたな、たるみが気になるなと感じたら、ビタミンCをたっぷり補給してあげて下さい。
まとめ
今回はビタミンCをテーマに取り上げながら、コラーゲンの合成を促すコツ、活性酸素を除去していくコツについて解説してきました。
ビタミンCも摂るタイミングによって作用の仕方も大幅に変化してくるので、夜間を中心に摂取しながら上手にアンチエイジングしていって下さいね。