あなただけじゃない!30代40代から感じ始める排尿のトラブル


あなただけじゃない!30代40代から感じ始める排尿のトラブル

30代、40代に突入した辺りから、急におしっこの感覚が短くなってしまった、夜中に何度もトイレに行きたくなって目が覚めるといった症状に悩まされていませんか?

それはもしかすると、過活動膀胱炎かもしれません。

トイレの感覚が近くなると、車での移動中や仕事中でも頻繫にトイレの事を気にしていないといけなくなるので大変です。

夜中に何度でも目が覚めておしっこに行き出すようになると、熟睡できなくなって疲労も溜まってしまいます。

今回は、そんな中年期から発症する頻尿のトラブルの原因と解決法について解説していきますね。

頻尿の原因は過活動膀胱炎

おしっこの感覚が近くなる、夜中にトイレに行きたくて何度でも目が覚めてしまうといった事に悩まされるといった症状は、もしかすると過活動膀胱炎かもしれません。

車での高速道路での渋滞時や大事な会議中など、トイレに行きたくても行けない時に、もしもおしっこを漏らしてしまったら大変なことになりますね。

おしっこを漏らすかも?といった心配が常に頭の中をよぎるようになると、それが精神的なストレスとなって、不眠やイライラ、鬱といった様々な症状を招いてしまうリスクが高まるので注意が必要です。

排尿は毎日必ず行う生理的現象なので、スムーズな生活を送るためにも早めに改善していきましょう。

過活動膀胱炎の原因としては、下記のようなことがあげられます。

加齢に伴う下半身の筋力の低下

筋力の低下は尿意にも影響します。どうしても昔と比べて運動不足になりがちですが、しっかりと運動をすることを心がけましょう。

神経トラブル

脳血管障害やパーキンソン病、肺隋不全損傷といった原因によって尿が少ししか膀胱に溜まっていなくても、頻繫に尿を出すようにと誤指令が生じるようになります。

過活動膀胱炎が起きる仕組みとしては、下記のようになります。

  1. 加齢によって、男性ホルモンであるテストステロンの分泌が減少する

  2. 前立腺は生殖能力を保とうと働く

  3. 血液中からテストステロンを必至で取り込もうと働く

  4. 取り込んだテストステロンは、酵素の働きによってDHT(ジヒドロテストステロン)という活性型男性ホルモンへと変化していく

  5. DHTが増加しすぎて、前立腺肥大状態に陥る

  6. 尿道が圧迫されてすぐにトイレに行きたくなる常に残尿感を感じて不快になる

  7. 尿道や膀胱が圧迫され、通常よりも尿が出ずらくなる

  8. 膀胱でいつも以上に尿を出そうと必至になる

  9. 膀胱に負担がかかり、過活動膀胱状態に陥る

上記のような仕組みによって過活動膀胱状態へと陥ってしまったら、なかなか自分の力だけでは症状を改善していくことは難しいので、過活動膀胱炎に効くサプリメントなどを摂取し続けて改善していくことが大事です。

神経性頻尿

以前にトイレに行きたくていけなかった、おしっこを漏らしてしまったといったトラブルを経験することによって、また同じことが起きてしまうのではないか?といった悪夢にいつも悩まされ、それによって常に排尿の事が頭から離れずに神経性頻尿といった症状を招いてしまいます。

神経性頻尿に関しては精神的な原因がメインとなるので、心療内科を受診したり膀胱訓練を行って改善していきましょう。

■まとめ

今回は 30 代 40 代ぐらいから意識しはじめるひとが多い頻尿のトラブルの原因ついて解説していきました。

排尿は毎日の生理現象なので、我慢しすぎると逆に過活動膀胱炎を招いてしまいます。

今回紹介した頻尿トラブルを参考にしながら早めに改善していって下さいね。