見た目年齢をマイナスに見せるためボディの引き締めにチャレンジしようと思っている方も多いのではないでしょうか。運動は体だけではなく、脳も活性化させながらホルモンの分泌を促進したり、自律神経を整える働きもあるとても効果的なアンチエイジング方法です。
そんな訳で今回は、ボディの引き締め効果にプラスして、脳を活性化させるのにオススメの運動法について紹介していきます。
ジョギングで脳の活性化を図るコツ
ウォーキングと比較して、ランニング方が脳の活性化に影響する事が研究結果で分かっています。歩いたり、走ったりする速度によって、脳の活性化される部分にも違いが生じるようです。
具体的な例は下記のようになります。
- 時速3キロのウォーキング~脳の運動野
- 時速5キロのウォーキング~脳の運動前野
- 時速9キロのジョギング~脳の前頭前野
特に脳の前頭前野は、思考や創造力を養うための最高中枢機関でもあります。注意力や決断力、記憶力といった学習能力を高めるのにも大切な部分です。
学習能力の向上だけでなく、ホルモン分泌や自律神経を整える指令も出しているパーツなので、アンチエイジングのためにも頑張って活性化させていきたいですね。
歩きながらたっぷり酸素を吸って脂肪燃焼を促す事も大事ですが、軽くジョギングするとさらに脳が活性化され、成長ホルモンやその他の体内コンディションを整えるためのホルモンの分泌が活発化されます。
軽いジョギングでも高い有酸素運動効果が得られるので、シェイプアップのためにウォーキングを習慣にしている方は、たまには軽くジョギングもプラスと良いでしょう。
ダンスで脳を活性化させてアンチエイジング
何も考えずにただ歩いたり、走ったりしているのとは違って、ダンスには手足の振り付けが入るため、実はかなり脳を使っている事になります。そう考えると、ダンスは脳を活性化させて、ホルモンの分泌促進や自律神経の働きを整えるのに大変オススメの運動です。
ダンスのエクササイズもレッスンを重ねていくうちに、次第に上手くなっていきます。上手くなればなる程、アップテンポなスピードの振り付けでも対応していけるようになります。だから練習すればする程、より脳が活性化されて若返っていくという事なのです。
ダンスといったリズミカルな運動は、脳のセロトニンといった幸せホルモンの分泌を促す効果も高いので、アンチエイジング対策として積極的に取り入れていって下さい。
運動と共に脳を活性化させるためにオススメの食品
運動と並行して大切なのが、筋肉を動かすために必要なアセチルコリンという伝達物質です。
このアセチルコリンは体内で生成されるのですが、その源となるのがホスファチジルコリンです。
このホスファチジルコリンが多く含まれているのが、卵の黄身や豆腐、納豆、豆乳などの大豆加工食品です。だから軽いジョギングやダンスエクササイズと同時に、卵料理や豆腐、納豆、豆乳等を積極的に摂取していくとより運動の効果を高めアンチエイジング効果を発揮できるという訳です。
これらのたんぱく質は筋肉を形成する上でも大切な栄養分なので、毎日しっかりと摂取していって下さいね。
まとめ
今回はホルモンの分泌や自律神経の働きをコントロールしながらアンチエイジング効果を高めるために、脳の活性化を促進する運動方法と同時に摂取すると良い食品について紹介してきました。
ハードな筋トレばかりを続けるのが、必ずしもアンチエイジングに効果が高いということではありません。普段のウォーキングにもうちょっと頑張って軽くジョギングしたり、楽しくダンスエクササイズを行いながら、若さのホルモンを活性化させていって下さい。