万全に日焼け対策をしていないのに、何故かシミやそばかすがあまりない人っていますよね。また、同じように日に焼けたとしてもシミが目立たない人もいます。この個人差はどこにあるのでしょうか?
シミができる要因はたくさんありますが、代表的な事例でそれぞれの特長を見ていきましょう。
性別
性別では男性の方がシミが出来にくい傾向にあります。その理由は、シミが女性ホルモンと深い関わりがあるからです。
女性は、月経、妊娠、出産などによるホルモンバランスの変化でシミが出来やすい体質です。さらに女性はスキンケアやメイクで肌を触る回数が多く、その摩擦刺激による炎症でシミの原因であるメラニン生成を促しまうのです。
しかし男性は女性と比較してシミが出来にくいというだけで出来ないなんて事はありません
男性の場合は、生活習慣や日ごろのクセなどでシミが出来てしまいます。例えば、男性は紫外線対策をおろそかにしがちですし、髭剃りや強い力で洗顔をするなどでお肌を刺激するため、シミ要因を作りやすい環境にあります。
肌の色
元々の肌の色によってシミに表れ方に違いがあるということが分かっています。中でも肌の色が白い人が紫外線に対して弱くシミが出来やすいです。このタイプは、日焼けした後に赤くなるだけで黒くなりにくい傾向があります。
色白の人は元々メラニンの量が少ないため紫外線ダメージに対しての体の防御作用が弱いのです。そのため、紫外線に対してとても敏感で肌色が黒い人に比べてたくさんのメラニンが作られます。
つまり、色白の人はメラニンが作られやすい体質なのでシミやそばかすが出来やすいと言う事です。さらに肌の色が白いため、小さなシミでも目立ってしまうのです。
色白の人は紫外線を浴びた後に色が黒くならないと油断ぜずしっかりと対策をする事が重要です。
冷え性
冷え性の人は血流が悪いのでターンオーバーが乱れやすくなります。
ターンオーバーが乱れると細胞を生まれ変わらせる働きが悪くなるため、メラニンを含んだ古い細胞が剥がれ落ちにくくそのまま顔に残りシミになってしまいます。冷え性はシミやそばかすには絶対に良くないのでなるべく体を冷やさない生活を心がけましょう。
男性は女性に比べて筋肉量が多いので冷え性になりにくいと言われていますが、運動不足や冷たいものを摂取しすぎると十分冷え性になる可能性があります。現在冷え性という自覚症状がある人は生活習慣の中で改善していくことが大切です。
まとめ
遺伝的に紫外線が出来やすい体質、生活の中で紫外線に良く当たっている人は、日ごろの対策でシミを予防することができます。
冷え性や運動不足などの生活習慣の改善でもシミを出来にくくすることが可能ですので、少しずつ改善するようにしましょう。また、万が一紫外線を浴びてしまったらと美白化粧品などでしっかりとアフターケアすることが大切です。