通勤や通学で外を歩く人は紫外線対策を意識しますが、車の移動だと紫外線対策をおろそかにしている人が多いのではないでしょうか。
車の中にいれば紫外線を防げるというのは間違いで、窓を通過してたくさんの紫外線が肌に届いています。春から夏は特に強い紫外線が車の中に入ってくるので、しっかり紫外線対策を行なう必要があります。
では、車を頻繁に使用する人のシミの表れ方の特徴と車の中の紫外線対策はどのように行なえば良いのか説明したいと思います。
車中日焼けの特徴
運転を良くする人、助手席に良く座る人などどちら側の窓際に良く座るかで、左右どちらかの肌がより多く紫外線にさらされています。そのため、より多く紫外線に当たっている側にシミが出やすい上、濃くなりやすい傾向にあります。
さらに顔だけでなく、同じ側の手の甲や腕にも同様にシミが現れやすくなります。紫外線はシミだけでなく、シワにも繋がるので左右どちらかにシワも非常に現れやすくなります。
車移動中の紫外線防止対策
それでは車移動中の紫外線の対策方法について考えてきましょう。
①日焼け止め
肌が露出している部分はしっかりと日焼け止めを塗っておきましょう。窓に近い側の顔、手の甲、腕には重ね塗りをするなど、特に念入りに塗っておくとベターです。長時間の車移動でない場合は、SPF値の低いもの、サッパリした塗り心地のウォータータイプなどでもOKです。
②UVカット衣類
ファストファッションストアなどで、UVカット加工がされている薄くて軽い生地の長袖上着がたくさん販売されています。カラーも豊富なので一枚車に常備しておくと、腕の日焼けを防ぐことができます。色ではブラックが一番紫外線防止効果が高いのでおすすめです。
また、UVカット加工されている運転用の手袋もありますので、腕まで届く長めのタイプも効果があります。
③UVフィルム
日焼け止めが苦手な人や日焼け止めを塗る時間がないという人には、窓に貼るUVカットフィルムがおすすめです。元々窓ガラスに紫外線予防効果が備わっている車もありますが、オプションである事も多いためつけていない場合もあります。
シートを貼るだけで比較的簡単なのですが、シワにならないように貼るには少しコツが必要です。どうしても自分では難しいという人は費用はかかりますが、業者さんにお願いして貼ってもらいましょう。
④UV機能付きのメガネやサングラス
そして意外と知らないのが目からも紫外線が入り、それがシミやそばかすの原因になる事です。目から紫外線が入ると脳がメラニン色素を作る指令を出し、それが過剰に作られてしまった場合、一部が肌に残りシミやそばかすに繋がります。
目からの紫外線を防ぐためにもUVカット付きのメガネやサングラスを運転中にも着用してしっかりと対策をしましょう。また、濃い色のサングラスは瞳孔を開かせてしまい、紫外線をより多く取り入れてしまうので暗い色ではない方が良いです。
薄い色でUVカット率が高いものを選ぶとより紫外線対策が期待できるでしょう。
まとめ
紫外線は、色んな角度から肌に届いているため屋根があれば防げるというものではなく、車の中も例外ではありません。
基本的には車の窓にUVカット加工が施されていれば紫外線を防げるのですが、それだけでは強い日差しは防ぎきれないため、肌が赤くなったりヒリヒリする可能性もあります。そのため、上記に紹介した対策をプラスαとしておすすめします。
春から夏にかけてが最も重要ですが、紫外線対策は一年を通して紫外線が入ってくる場所であればどこでも必要だということを認識しておきましょう。